閉じこもり予防に外出を

要介護状態が進むにつれて、高齢者の方の閉じこもりが心配になります。閉じこもりとは、一日中家の中で時間を過ごし、ほとんど外出をしない状態のことです。 閉じこもりになってしまう原因には、脳卒中や転倒による骨折などで歩行が困難になってしまった、体力が低下してしまったなどのことがあり、気軽に外へ出歩けないという身体的要因があります。また、配偶者の死や活動意欲の低下といった心理的要因や、引っ越してきたばかりで友人がいない、屋外が車いす対応になっていないなどの社会環境の要因もあるのです。

閉じこもりが進んでしまうと、体を動かす機会が減るため廃用症候群が起きやすくなります。廃用症候群とは、長期安静や寝たきりになったことで体の機能が低下してしまう症状です。私たち人間は、持っている機能を活用しないとその機能が低下してしまいます。若い人でも、病気や怪我で入院して寝たきりの生活を送った後、回復してベッドから起き上がろうとすると、体が重くだるく感じてしまいます。これがさらに進んだ状態が廃用症候群です。 廃用症候群になると、そのだるさなどから出歩きたくなくなるため、さらに廃用症候群が進行してしまうのです。そして、ついには起き上がれなくなり、そのまま寝たきりになってしまう恐れもあります。

実は、廃用症候群が原因となって寝たきりになっている高齢者の方も数多くいらっしゃいます。寝たきりになってしまうのを防ぐためにも、早めに閉じこもりを改善する必要があります。閉じこもりを防ぐには、できるだけ外出をするのが望ましいでしょう。 買い物やお散歩をしてみたり、友人と趣味を楽しんだりすることで、様々な刺激を受けて生き生きとした生活が送れるようになります。

しかし、「体力も低下したし、車いすだから外出が大変」という悩みをお持ちの方もいらっしゃると思います。そのような方は、是非介護タクシーをご活用ください。介護タクシーには、車いすやストレッチャー対応のタクシーもありますし、有資格者のドライバーが運転いたしますので安心してお出かけいただけます。 摂津市にて介護タクシーを運行しております当社でも、介護資格を取得したドライバーが移動や送迎をしっかりサポートさせていただきます。摂津市で介護タクシーのご利用をお考えでしたら、お気軽に当社までお問い合わせください。